中国国家航天局はこのほど、新たに「商業宇宙司」を設立し、関連業務を段階的に開始していると明らかにした。同司の設置は、中国で宇宙ビジネス専門の監督管理機関が誕生したことを意味する。今後、宇宙ビジネス分野の発展を後押しし、産業全体に広く波及効果をもたらす狙いがある。経済参考報が伝えた。
中国の航空宇宙産業はここ数年、政策による牽引、技術の進展、市場ニーズの拡大を背景に、産業全体の連携とイノベーションが進み、大きく発展してきた。国家航天局の関係者によると、中国国内の宇宙ビジネス関連企業は現在600社を超え、制度整備の進展とともに、この分野の成長ポテンシャルが徐々に顕在化しているという。
浙商証券研究所によると、2025年におけるグローバル宇宙ビジネス市場の規模は7000億ドル(1ドル=約155円)、中国の宇宙ビジネス市場の規模は2兆8000億元(1元=約22円)に達するとみられている。