中国大学地球システム科学連盟(CUAESS)第1回理事会会議と第1回「表層地球システム科学」博士課程研究フォーラムが7日、天津大学で開催された。中国新聞社が伝えた。
中国科学院院士(アカデミー会員)で天津大学地球システム科学学院院長の劉叢強氏は、「地球システム全体の法則を深く理解しなければ、持続可能な発展の実践は全体像を見失い、一方を立てれば他方が立たなかったり、逆効果になったりする可能性がある」と述べた。
劉氏はさらに、「気候変動などの世界的で複雑な課題に向き合うには、地球システム科学の統合的な思考が不可欠だ。中国は学問分野の壁を打破し、複雑なシステムを使いこなせる戦略科学者の育成に力を注いでいる」と強調した。
天津大学、清華大学、南京大学、香港科技大学は共同でCUAESSを立ち上げた。連盟の中核的任務の一つは、学問分野の構築と人材育成のパラダイムに深い変革を促すことだ。
主要発起人の一人である劉氏は、「アライアンスが育成を目指す人材は大気科学、海洋科学、生態学といった単一分野の知識にとどまらず、地球システム全体を見渡す広い視野と複雑な問題を解決する総合的な能力を兼ね備えていなければならない」と語った。