2026年01月13日-01月16日
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西安城壁を守る「デジタルツイン」 AIが亀裂や変位を監視

2026年01月14日

 西安城壁は、中国に現存する古代城郭建築の一つだ。全長は13.74キロで、城壁の高さは約12メートル。現存する城門は18カ所、胸壁は6000カ所以上、見張り塔は98カ所に及ぶという。新華社が伝えた。

 現在、文化財保護担当者は非破壊検査技術を用い、城壁内部を「CTスキャン」して亀裂や変位などのデータを測定している。こうしたデータに、長年蓄積された修復記録や観光運営に関する情報を加えて統合し、城壁のデジタルツインシステムと連動した「スーパーブレイン」が分析・管理している。中核となるのが「西安城壁デジタルモジュール総合管理プラットフォーム」だ。

 西安城壁デジタル産業イノベーションセンターの責任者である趙彬氏は、「城壁保護分野の専門家・研究者、そして14の共同実験室の支えがあり、既存の設備資源を活用して、実務的で効果的なソリューションを実現できた。2025年には『西安城壁デジタルモジュール総合管理プラットフォーム』が、国家知的財産権局からデータの知的財産に関する十大典型事例に選定され、国家文物局からも文化財事業の質の高い発展モデルケースとして評価された」と語った。

 趙氏はさらに、「現在の『デジタルモジュール』は全面的にアップグレードされ、文化財保護における重要な監視・警報機能にとどまらず、文化観光運営や緊急時の安全対策、防災(洪水)対応の分野でも強みを発揮している。今後は単なるプラットフォーム構築にとどまらず、データと技術、運営を一体化させることが重要だ。例えば、高品質な文化財データをAIに学習させれば、文化財の劣化を予測できるだけでなく、観光客にカスタマイズされた体験を提供することも可能になる。西安城壁の経験を整理し、複製可能なソリューションとしてまとめ、国内のより多くの文化財保護機関や観光地を支援したい」と述べた。

(画像提供:人民網)

 
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