中国貴州省の2025年における計算能力総規模は150EFLOPS(EFLOPSとは、毎秒100京回の浮動小数点演算を指す)を超え、24年比で約3倍となった。うちインテリジェントコンピューティングの比率は90%を超えた。26年には、計算能力規模を190EFLOPSまで引き上げる計画であるという。新華社が伝えた。
貴州省は中国国内でAI計算能力が最も高く、資源が最も集中している地域の一つとなっている。同省に建設中および稼働中のデータセンターは50カ所あり、全国一体化計算能力ネットワーク国家(貴州)ハブノードのスケジューリングプラットフォームには計算能力サービス事業者48社が集まっている。累計の計算能力取引額は258億5000万元(1元=約23円)に上り、25年は計算能力センターを重点とする固定資産投資が220億元を超えた。
同省は強力な計算能力を活用し、対外的には「東数西訓(東部地域のデータを西部地域でAI学習する)」「東数西渲(東部地域のデータを西部地域でレンダリングする)」などで市場を拡大し、国家ハブノードや他省(自治区・直轄市)との協力を強化している。一方、省内では行政、炭鉱、白酒、医療、文化観光、山地農業など24の業界・分野において、産業別AI活用のモデルケース構築を進めている。