星河動力航天によると、民間商業ロケットの「穀神星(ケレス)1号」海上打ち上げ型キャリアロケット「遥7」が16日、山東省海域で打ち上げられ、搭載していた天啓コンステレーション06組の衛星4基が予定軌道に投入された。中国新聞社が伝えた。
今回は、穀神星シリーズキャリアロケットによる天啓コンステレーションのネットワーク構築衛星の打ち上げとして7回目に当たる。天啓コンステレーションは2025年5月に第1期のグローバルネットワーク構築を完了しており、今回はその能力強化を目的としている。
天啓コンステレーションは中国の低軌道IoT(モノのインターネット)通信衛星コンステレーションで、全球カバレッジ、小型化、低消費電力、低コストといった特徴を持つ。利用者に対し、「空・宇宙・地上・海」を一体化したコンシューマー向け衛星IoTデータサービスを提供し、林業、農業、緊急時対応、観光、水利、電力、石油、海洋、生態、スマートシティなど多業界のデジタルシーンで活用されているという。
今回の打ち上げは、穀神星1号キャリアロケットにとって通算23回目となった。同ロケットを開発した星河動力航天は、これまでに商業打ち上げを21回成功させ、合計89基の商業衛星を予定軌道へ投入している。