中国は19日、海南商業宇宙発射場からキャリアロケット「長征12号」を用いて、衛星インターネット低軌道19組衛星を打ち上げた。衛星は順調に予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。科技日報が伝えた。
長征12号は、中国航天科技集団第八研究院が主導して開発した次世代低温液体燃料キャリアロケットで、中国初の直径4メートル級単段式キャリアロケットでもある。近地球軌道への打ち上げ能力は12トン以上、軌道高度700キロメートルの太陽同期軌道への打ち上げ能力は6トン以上で、ミッションの需要に応じて直径4.2メートルおよび5.2メートル構成のフェアリングに対応でき、単一衛星および複数衛星の異なる軌道への打ち上げを支援する性能を備えている。
今回打ち上げられた衛星インターネット低軌道19組衛星は、銀河航天が開発した。同社の型式設計責任者である胡照氏は、「これらの衛星には、当社が独自開発したフェーズドアレイ、ミリ波アンテナ、統合エレクトロニクス、エネルギーシステムなど複数のコア技術製品が搭載されている。また、当社は開発過程においてデジタル化による全工程の一体運用を実現し、量産の特性に対応した自動化テスト、インテリジェント組立・検査、発射場プロセスの最適化を行ったことで、全体の効率を大幅に向上させた」と説明した。

(画像提供:人民網)