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中国科学院、圧縮空気エネルギー貯蔵技術の開発で進展

2026年02月16日

 中国科学院工程熱物理研究所はこのほど、圧縮空気エネルギー貯蔵技術の開発で重要な進展を遂げた。同研究所が中儲国能(北京)技術有限公司と共同で開発した単体出力が世界最大規模の圧縮空気エネルギー貯蔵用圧縮機が、CNAS認証を有する第三者機関による試験に合格した。試験結果によれば、この圧縮機の最大吐出圧力は10.1MPa(メガパスカル)、最大出力は101MW(メガワット)で、出力変動範囲は38.7~118.4%、最大吐出圧力時の効率は88.1%となり、国際トップレベルに達している。人民網が伝えた。

 圧縮機は圧縮空気エネルギー貯蔵システムにおいて最も重要な中核部品の一つであり、その主な役割は、エネルギー貯蔵時に常圧の空気を高圧状態まで圧縮し、貯蔵装置に蓄えることで、電気エネルギーを空気の圧力エネルギーおよび熱エネルギーへと変換する点にある。同研究所は独自の技術イノベーションを通じて、全体設計および最適化、完全三次元流動最適化、長尺ローターを用いた複雑な軸系構造設計、高効率な出力変動運転制御などの技術的課題を克服。単体出力が100MWを超える圧縮空気エネルギー貯蔵用圧縮機の開発に成功した。この圧縮機は独自の知的財産権を有するという。

 既存の圧縮空気エネルギー貯蔵用圧縮機と比べ、単体出力は100%以上向上し、単位コストは大幅に低減された。さらに、高効率、高圧力、広い運転範囲といった特徴を併せ持つとしている。

工程熱物理研究所(中国科学院傘下の研究所)
 
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