2026年02月16日-02月20日
トップ  > 科学技術ニュース >  2026年02月16日-02月20日 >  自動車と航空機が分離・結合するeVTOL、重慶で初飛行に成功

自動車と航空機が分離・結合するeVTOL、重慶で初飛行に成功

2026年02月18日

 中国航天科技集団第九研究院が重慶市の複数の機関と共同開発した、宇宙技術応用型電動垂直離着陸機(eVTOL)がこのほど、重慶市の永川大安空港で初飛行に成功した。人民網が伝えた。

 同機は分離式の設計を採用しており、「飛行体」と「陸上走行体」という二つの形態を備える。飛行体は乗客2人を乗せ、高度3000メートル以下の低空を時速150キロで飛行できる。一方、陸上走行体は全電動のスマート・バイワイヤ・シャシーを基盤としており、航続距離は300キロを超える。

 独自開発した自動アライメントや分離・結合機構により、各部の接続・分離をプログラムで自律制御できる。カスタマイズ可能なコックピットに加え、複数タイプのシャーシや翼のモジュールを組み合わせることで、利用シーンへの適応性と運用の柔軟性が大幅に高められている。

 同機は耐空性基準を想定して設計・開発された多機能低空設備であり、「宇宙レベルのブロック」のようなモジュール化組み合わせを実現する。今後は交通移動、物流運送、緊急時対応などの分野での活用が期待されるという。

(画像提供:人民網)

 
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます
 

中国科学技術ニューストップへ
上へ戻る