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北京・天津・河北、国際科学技術イノベーションセンターを建設

2026年03月03日

 京津冀(北京・天津・河北)協同発展戦略の実施から12年が経過し、北京市は天津市、河北省との連携を強化し、一体となって発展を進めてきた。この12年間で、北京・天津・河北の経済総量は2014年の5兆9500億元(1元=約23円)から、25年には約12兆元へと拡大している。中国新聞網が伝えた。

 中国の中央経済工作会議は、北京(北京・天津・河北)、上海(長江デルタ)、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオ・グレーターベイエリア)に国際科学技術イノベーションセンターを建設する方針を打ち出し、イノベーション創出拠点としての発展を推進している。

 統計によると、北京・天津・河北では研究開発(R&D)投資と成果がともに拡大している。2024年、北京・天津・河北の社会全体のR&D投資強度は4.2%となり、20年比で0.4ポイント上昇した。研究開発投資の拡大を背景に、イノベーション成果も増加し、25年の発明特許保有件数は14万1000件で、20年の1.9倍になった。また、イノベーション主体も成長し、25年末時点で、北京・天津・河北地域の国家レベル「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」型の「小巨人」企業(高い成長性を持つテクノロジーイノベーション中小企業)は累計2000社を超え、20年末の約10倍となった。

 イノベーション協力も進展している。25年、北京・天津・河北地域の技術契約取引額は、20年の1.8倍となる1兆4000億元に達した。北京のイノベーションの波及・牽引効果は顕著で、「第14次五カ年計画(2021-25年)」期間中に、北京から天津、河北への技術契約の取引額は累計3200億元を超え、年平均成長率が23%となり、「第13次五カ年計画(2016-20年)」期比で1.7倍に拡大した。科学技術成果の実用化を促進するため、北京・天津・河北国家技術イノベーションセンターの天津センター、河北センター、雄安センターなどが相次いで整備・運用開始され、中関村企業が天津、河北に設立した支社は1万社を超えた。

 第15次五カ年計画(2026-30年)」では、北京・天津・河北は中国式現代化の先行エリア・モデルエリアと位置づけられ、重点分野・地域での協同発展が進められる見通しだ。

(画像提供:人民網)

 
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