中国湖北省人民政府新聞弁公室が2日に開いた記者会見によると、2025年における武漢市のセンサー産業規模は、前年同期比7%増の約210億元(1元=約23円)だった。設計、製造、パッケージング、テスト、システムインテグレーションなどをカバーする産業チェーンがほぼ形成されているという。中国新聞社が伝えた。
センサーはインダストリアルインターネット、スマート装備、新エネルギー車といった、湖北省が優位性を持つ産業分野で広く応用されている。武漢市にはセンサー大手企業が複数集積しており、赤外線や温度、ガス、圧力などの細分化分野で中国国内や世界で先行しているという。
「中国光谷(オプティカルバレー)」と呼ばれる武漢東湖新技術開発区には現在、センサー産業チェーン関連企業が100社以上集積している。コア産業規模は100億元を超え、関連応用産業の規模は1000億元を上回っている。武漢は2025年、華中科技大学を中心として光谷センサー産業イノベーション連盟を設立し、産業チェーンの川上・川下を含む45社の主要企業および複数の大学と連携し、イノベーション・エコシステムを構築した。
光谷センサー産業イノベーション連盟の劉歓秘書長(華中科技大学集積回路学院副院長)は、「連盟設立以来、『科学者+エンジニア+企業家』による人材体系を形成し、国内外のインテリジェントセンサー技術分野の人材を呼び込んでいる」と説明した。
湖北省がこのほど発表した「『世界光谷』センサー産業クラスター融合発展加速行動案(2026-30年)」では、同省が中核材料、重要プロセス、基礎デバイスなどの技術開発に取り組むとし、2030年までに優良インテリジェントセンサー企業約100社を誘致・育成し、産業規模を300億元に拡大し、関連応用産業規模を5000億元以上に押し上げるとの目標を掲げている。

(画像提供:人民網)