藍箭航天が開発した220トン級液体酸素メタン全流量再燃焼サイクルエンジン「藍焱」がこのほど、全システム長時間燃焼試験を完了した。中央テレビニュースが伝えた。
同エンジンは、全流量再燃焼サイクル構成を採用し、高集積設計と高燃焼室圧設計を組み合わせた技術を用いているという。中国の次世代大型・重型運搬ロケットの開発を支えるエンジンとして位置づけられており、再使用可能な重型ロケット推進システムの構築を視野に入れている。
同エンジンは、燃料利用効率が高く、推力重量比が大きく、寿命が長いという特徴がある一方で、設計・試験・製造の難易度が高い。海外でも実際にロケットに搭載されて使用された例は1種類にとどまるという。
「藍焱」は2025年5月に初めて全システム試験を実施した。これまでに全システム点火試験を100回以上行っている。開発チームは試験を重ねて設計の最適化を進めている。