中国上海市で13日、水素充填作業を完了した大型固体水素貯蔵設備が船積みされて出荷された。中央テレビニュースが伝えた。
これは中国で初めて、大型固体水素貯蔵設備を水素充填状態で海上輸出した事例であり、固体水素貯蔵技術が水素エネルギーの貯蔵・輸送分野で新たな進展を遂げたことを示しているという。
従来の水素貯蔵・輸送は主に低温液化または高圧圧縮方式に依存しており、コストが高いだけでなく、安全面で極めて厳しい条件が求められてきた。今回出荷されたマグネシウム系固体水素貯蔵設備は、マグネシウム系固体水素貯蔵材料と水素吸蔵放出制御技術を採用しており、常温・常圧条件下で水素の貯蔵と輸送を実現できる。単一タンクの水素貯蔵量は1000キログラムに達し、繰り返し使用寿命は3000回以上で、高い安全性と貯蔵・輸送効率を備えているという。

(画像提供:人民網)