2026年03月23日-03月31日
トップ  > 中国 科学技術ニュース >  2026年03月23日-03月31日 >  青島農業大学の研究チーム、微生物由来の除草剤候補を発見

青島農業大学の研究チーム、微生物由来の除草剤候補を発見

2026年03月24日

 青島農業大学の孫娟氏らの研究チームが、雑草を抑制しつつ作物の生長を阻害しない微生物由来の除草剤候補を発見した。対象はマメ科牧草アルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)で、従来は化学除草剤の使用に伴う環境負荷や安全性が課題とされてきた。研究成果は国際学術誌「Pest Management Science」にオンライン掲載された。人民日報が伝えた。

 研究チームは、形態学および分子生物学的手法を用いて、アルファルファの根圏からクサレケカビ属に属する新種の微生物「MXBP304株」を分離した。この菌株は雑草の種子に作用する一方で、アルファルファの発芽には影響を与えず、幼苗の生長も阻害しないとされる。

 また、土壌の生態構造を大きく変化させないことも確認されており、従来の化学除草剤に比べて環境負荷の低い手法となる可能性がある。

 研究チームは今後、この菌株の特性評価や製剤化技術の最適化を進め、実用化に向けた検証を進めるとしている。

 
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます
 

中国科学技術ニューストップへ
上へ戻る