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世界気象大規模言語モデル「伏羲」、防災・減災を支援

2026年03月25日

 中国国家気候センターのエンジニア、周辰光氏は、上海科学智能研究院と復旦大学などの機関が共同で開発した世界気象大規模言語モデル「伏羲」について、「大規模言語モデル『風順』は、わずか3分で今後60日間の天候を予測できるが、それも『伏羲』が堅固な基盤を提供しているおかげだ」と語った。人民日報が伝えた。

「伏羲」はこれまで複数回にわたり、予測能力を示してきた。2024年9月、台風13号「バビンカ」が上海を襲った際、台風の発生を観測した後で、進路予測を動的に更新し、上陸地点を5日前に正確に予測した。2025年4月10日には、北京が過去10年で初めてとなる強風オレンジ警報を発表し、重大気象災害レベル3の緊急対応を開始したが、この際も「伏羲」が予測結果を提供し、強風の進路と強度ピークを事前に予測していた。現在、「伏羲」は複数の気象機関で実運用され、従来モデルを補完しながら、気象予報の精度と即時性を向上させているという。

「伏羲」は生産や日常生活への貢献にとどまらず、国家戦略の支援においても科学技術の確かな実力を示している。2025年6月には、「伏羲」チームが上海市気象局と共同開発した短時間予測モデルが、早期警報クラウドプラットフォーム「媽祖(MAZU)」に組み込まれ、43カ国・地域でオンラインテストが行われた。

「伏羲」チームは、次世代インテリジェント気象予報システムの開発を進めており、複雑な衛星リモートセンシングデータからAIモデルが直接、気象変化の傾向を読み取れるようにしている。また、同チームがインキュベーションした伏羲智算(上海)科技有限公司は、エネルギー・電力、金融保険、低空経済(低空域飛行活動による経済形態)などの分野における気象大規模言語モデルの実用化に取り組んでいる。

 
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