中国情報通信科技集団(中国信科集団)の光通信技術・ネットワーク全国重点実験室は、鵬城実験室や烽火藤倉光繊科技有限公司と連携し、10.3キロメートルの24芯シングルモード光ファイバー上で、2.5ペタビット/秒(Pb/s)のリアルタイム双方向伝送容量を初めて実現した。超大容量リアルタイム光伝送分野で重要な技術的成果とされる。科技日報が伝えた。
AI(人工知能)や大規模言語モデル計算、データセンターの規模拡大に伴い、ネットワークトラフィックは爆発的に増加している。従来のシングルモード光ファイバー伝送システムは徐々に容量の限界に近づいており、ボトルネックを打破する新たな技術的アプローチが急務となっている。空間分割多重(SDM)とS+C+L帯の多波長帯伝送技術は、次世代超大容量光通信の中核的な発展方向と認識されている。
研究開発チームは、これまで蓄積してきたマルチコア光ファイバーおよび拡張波長帯域リアルタイム光伝送技術を基盤に、マルチコア光ファイバーによる空間分割多重、超広帯域波長分割多重(WDM)、および商用高速光モジュール技術を融合し、実際のエンジニアリングシステムを想定した超大容量リアルタイム双方向伝送の実証を完了し、技術の実用化に向けた基盤を築いた。