上海交通大学が担当する中国の国家重要科学技術インフラプロジェクト「深遠海全天候常駐浮体式研究施設」が3月28日、上海市で着工した。この超大型海上研究プラットフォームは、海洋設備、海洋資源、海洋科学など複数分野の研究ニーズに同時に対応できる能力を備えており、「遠海浮動島」とも呼ばれる。中央テレビニュースが伝えた。
「遠海浮動島」ビッグサイエンス装置は、施設プラットフォーム本体、船上実験室、陸上支援の三つで構成される。
施設プラットフォーム本体は、「半潜水式双胴型」という船型設計を採用し、100トン級の大型深海装備の実海域試験能力を備えており、水深1万メートルに及ぶ全水深での科学探査および実験研究を実施できる。
2030年の完成を予定しており、深海採鉱システムや船舶・海洋分野の主要装備、海洋石油・ガス装備などの実海域試験基盤として活用される見通しだ。このほか、海洋資源の商業利用の加速、海洋生態系の季節変動の解明、生命の起源と進化に関する研究、台風予報精度の向上や防災・減災能力の強化にもつながるとしている。

(画像提供:人民網)