中国で1日、全国新エネルギー車動力電池トレーサビリティ情報プラットフォームが稼働した。中央テレビニュースが伝えた。
このプラットフォームは動力電池の「身分証」とも言えるデジタルID情報を中核的な媒体とし、一つ一つの動力電池をコード化し、産業チェーンの川上から川下までのデータをオンラインで連携することで、動力電池の流通経路をチェーン形式で追跡可能にしている。
専門家によると、この情報プラットフォームは4つの中核機能を備え、動力電池、新エネ車、バッテリー交換サービス、自動車整備、廃車・回収・総合利用などの企業を対象に、動力電池に関するデータを網羅し、動力電池のライフサイクル全体にわたる情報の分断を解消した。
中国自動車技術研究センターの首席専門家である王攀氏は、「プラットフォーム稼働後、動力電池産業チェーンに関わる各企業は、規定に従い、生産、車載、販売、廃棄、回収、再利用といった全プロセスの情報をアップロードし、生産から回収・利用までの責任の所在を明確にする。回収・再利用企業は電池の技術情報を正確に確認できるようになり、電池にどれだけの価値が残っているかを判断しやすくなる。これにより、回収や再利用の流れも見えやすくなる」と述べた。
専門家は、「中国の関係部門はこのプラットフォームを通じて、リアルタイムで監視し、リスクの兆候を把握しながら、関連データを一元的に管理する。違法解体の取り締まりを強化するとともに、市場秩序の改善を進め、業界の健全化、デジタル化、グリーントランスフォーメーション(GX)を後押ししていく」とコメントした。