2026年04月06日-04月10日
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中国のSF産業、2025年の総売上高は1261億元に

2026年04月06日

 中国科学技術協会と北京市政府が共催する2026中国SF大会が、3月27日から29日まで首鋼園で開かれた。開幕式では、中国科学普及研究所が「2026中国SF産業報告」を発表した。報告によると、2025年の中国SF産業の総売上高は1261億元(1元=約23円)で、3年連続で1000億元を超えた。人民網が伝えた。

 報告によると、SF読書産業の年間売上高は51億9000万元で、8年連続の増加となった。SFネット文学がデジタル読書市場の主な成長要因となっている。SF映像産業の年間売上高は前年比21.6%増の81億6000万元だった。中国産SFドラマやアニメの影響力が高まり続ける中、AIGCによるショート動画も台頭している。

 ゲーム産業の年間売上高は779億1000万元で、中国産SFゲームは海外市場でも存在感を示している。SF関連グッズ産業の年間売上高は179.4%増の70億7000万元に伸びた。オリジナルIPが市場の原動力となっているほか、AI玩具など新たな形態の製品も市場に活気をもたらしている。

 SF文化観光産業の年間売上高は13.8%増の277億7000万元となった。テーマパークが収益の中心を担い、VR大空間、没入型展示、イマーシブ・エンターテインメントといった新たなシーンが、体験の幅をさらに広げている。

 今年の報告では、新たに2つの観察指標が加わった。SF関連技術・設備の年間売上高は247億4000万元で、デジタルコンテンツ制作技術を土台に、AIや没入型体験を生かした異分野融合の活用が広がっている。さらに、中国SFに関する年間検索件数は203.3%増となり、話題作の海外での受け手も広がっている。

過去約10年間における中国のSF産業の売上高推移。(画像提供:中国科学普及研究所)

 
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