中国国家能源(エネルギー)局が発表したデータによると、今年2月末現在、中国国内の洋上風力発電の累計系統連系容量は4700万キロワット(kW)を超えた。風力発電設備容量は前年同期比22.8%増の6億5000万kWだった。人民日報が伝えた。
5日には、海南省東方市沖で、国家能源集団竜源電力海南公司の啓源洋上風力発電所の第1号ユニットが系統連系し、発電を開始した。計画では、10メガワット(MW)級の発電設備22基と14MW級発電設備20基が設置される予定で、全面稼働すると年間送電量は15億キロワット時(kWh)以上となる。
同社の黎皓副総経理は、「単機容量14MW級のユニットが海南省に大規模導入されたのは初めてだ。当社は非開削の水平誘導ボーリング(HDD)などの技術を活用し、ドローンによる探査も組み合わせて、海底の生態環境の保全を図っている」と説明した。
中国では洋上風力発電設備の大型化が進んでいる。20MW級風力発電設備の洋上での設置や、ローター直径252メートルの16メガワット級浮体式洋上風力発電設備の一体組立が進められている。浮体式洋上風力発電は、試験・実証段階にあるという。