中国長江三峡集団によると、長江にある6カ所の大型水力発電所で構成する発電体制の2026年第1四半期の発電量は618億kWhを超え、前年同期比7.19%増となった。光明日報が伝えた。
6カ所の水力発電所は、烏東徳、白鶴灘、渓洛渡、向家壩、三峡、葛洲壩で、総設備容量は7169万5000キロワット(kW)、年間発電量は約3000億キロワット時(kWh)となっている。三峡集団は各発電所の点検・補修計画を調整し、運転方法を見直すことで、需要が高い時間帯の発電能力向上を図った。
流入水量や電力需要、下流域の用水需要を踏まえて調整を進め、第1四半期末までに、各ダム貯水池から渇水期の下流補給水量は累計203億立方メートルを超えた。
航行面では、第1四半期に三峡船閘が2259回運用され、閘門通過貨物量は3547万トンだった。三峡昇船機は869回運用され、利用旅客は10万人を超え、通過船舶は875隻、貨物量は43万トンとなった。
生態面では、烏東徳、白鶴灘の両水力発電所で、粘着性・沈性卵を産む魚類を対象とした生態調整実験を累計3回実施した。放流水量や水温を調整し、魚類の自然繁殖に適した条件を整えた。