中国浙江省杭州市で1日、交通管理を担うロボット部隊が運用を開始した。中央テレビニュースの微信(WeChat)公式アカウントが伝えた。
このロボット部隊は「杭警智行」と名付けられ、スマート交通管理ロボット15台で構成されている。主に、自転車などの軽車両や歩行者による交通違反行為に対する是正指導、交差点での交通整理、観光客への道案内などを担当し、現場の警察官と連携して交通秩序の維持にあたる。
道案内の利用者は、ロボット本体のインタラクティブ画面にある「話しかける」ボタンを押すことで問い合わせができる。ロボットに搭載された音声対応の大規模言語モデルが利用者の要望を認識し、リアルタイムの交通状況や位置情報と組み合わせて、徒歩ルートや公共交通機関の利用方法を音声および画面表示で案内する。
交通指揮・管理機能では、ロボットが信号機と連動し、直進、停止、左折など8種類の動作指示を行う。また、軽車両の停止線越えやヘルメット未着用といった違反行為を自動識別し、警告を3回行っても改善が見られない場合には、違反の証拠を記録して杭州市公安局交通管理支隊の早期警戒センターに送信する仕組みとなっている。

(画像提供:人民網)