2026年05月11日-05月15日
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タリム砂漠道路の太陽光発電量、累計1500万kWhを突破

2026年05月12日

 中国石油天然気集団(中国石油)は4日、タリム砂漠道路のゼロカーボン実証プロジェクトの累計発電量が1500万キロワット時(kWh)を上回ったと明らかにした。中央テレビニュースアプリが伝えた。

 タリム砂漠道路は、タクラマカン砂漠を横断する道路で、1995年に全線が開通した。全長は522キロに及び、流動砂漠を横断する道路で、風砂の侵食を防ぐため、道路沿いには総延長約436キロ、総面積3100ヘクタール以上の生態防護林帯が整備されており、109カ所の水源井が設けられ、砂漠植物に点滴灌漑用水を供給している。

 現在、道路沿線の防護林では、砂漠植物であるハロキシロン・アンモデンドロンが開花期に入っており、防護林の維持管理と灌漑作業が年間で最も集中する時期となっている。沿線に設置された109カ所の井戸ポンプ施設では、太陽光発電による電力を用いて揚水・灌漑作業が行われている。

 中国石油によると、同プロジェクトの累計発電量は1500万kWhに達しており、1日当たりの発電量は1万1000kWh前後で推移している。試算では、この発電量はディーゼル燃料約4100トンの使用量に相当し、二酸化炭素排出量を約1万4200トン削減したことになるという。

 また、中国石油傘下のタリム油田は、タリム盆地内に大型地上太陽光発電所を5カ所、分散型太陽光発電プロジェクトを239件整備しており、総設備容量は260万キロワットに達している。

 
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