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中国の三星堆遺跡、鉄器が隕石由来と判明

2026年05月15日

 四川大学考古文博学院と四川省文物考古研究院はこのほど、国際学術誌「Archaeological Research in Asia」に共同で発表した論文で、三星堆遺跡の7号祭祀坑から隕鉄器が見つかったと明らかにした。新華網が伝えた。

 同論文は、7号祭祀坑発掘調査の責任者である四川大学考古文博学院の黎海超教授や、四川省文物考古研究院の冉宏林研究員らによって執筆された。黎氏によると、2021年の発掘で、坑の東壁南側から、坑底に垂直に立つ細長い器物が確認された。長さは約20.05センチ、幅は5.27~7.90センチで、斧や鉞(まさかり)に似た形状とみられるが、腐食が激しく判別は困難だったという。保存状態が悪かったため、発掘チームは器物を周囲の土ごと切り出し、実験室へ運んで保護と分析を行った。

 分析の結果、この器物は隕石由来の鉄で作られたものと確認された。中国西南地域で見つかった隕鉄製の文化財としては最古で、中国の青銅器時代の同種の文化財では最大のものとされる。

 黎氏は、鉄製品の使用は人類の生産力の大きな変化を示すとしたうえで、今回の発見について、「人工的な製鉄によるものではないが、西南地域の人々が鉄という素材を認識して利用していたことを示すものだ」と述べた。

(画像提供:人民網)

 
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