中国山西省晋中市太谷区で、約2億4200万年前の大型肺魚(ハイギョ)の化石が見つかった。復元された全長は約1.62メートルで、東アジア地域で現在確認されている三畳紀のケラトドゥス目の肺魚の化石としては最大規模となる。山西自然博物館が20日、明らかにした。中国新聞社が伝えた。
今回発見された化石には、20個の尾椎骨のほか、これに関連する上神経骨、椎間骨、背側・腹側の鰭条骨、一連の背鰭条が保存されていた。岩石の節理による損傷のため、頭部と胸部は失われていたが、完全なケラトドゥス目肺魚との比較により、全長は約1.62メートルに達したと推定されている。
絶対年代測定の結果、この化石層は三畳紀中期アニシアン期に属し、約2億4200万年前のものと判明した。
この化石は、中国でよく知られるシノカンネメエリア動物群の地層から出土した。同群は主に陸生四足動物で構成されており、今回の大型肺魚の発見は、三畳紀中期の水生生態系、初期ケラトドゥス目の体サイズ進化、さらには古地理的分布を理解する上で重要な証拠を提供するものとなった。
研究メンバーである中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の徐光輝研究員は、「ケラトドゥス目の完全な骨格化石は世界的にも希少であり、全長1.6メートルを超え、自然な連結状態を保った個体が三畳紀地層から発見されたのはとても珍しい」と語った。