2026年06月08日-06月12日
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中国・瀋陽にエンボディドAI拠点 ロボットの訓練・人材育成を支援

2026年06月08日

 中国遼寧省瀋陽市で2日、ロボット産業関連イベント「2026瀋陽ロボット大会」の一環として、エンボディドAIの産学研融合と産業化をテーマにしたフォーラムが開かれた。中国新聞網が伝えた。

 フォーラムでは、瀋陽市エンボディドAI専門家委員会の設立や、共同イノベーション実験室に関する戦略提携の締結などが行われた。これにより、北東アジアエンボディドAIイノベーションセンターが運用を開始し、技術開発、人材育成、産業化、応用シーンまでをカバーするイノベーション・エコシステムの整備が進められることになった。

 北東アジアエンボディドAIイノベーションセンターは、瀋陽産業投資集団と渾南区が共同で設立した。瀋陽市におけるエンボディドAIの発展を支える公共サービスプラットフォームであり、国家級イノベーションプラットフォーム、国際交流プラットフォームとしても位置付けられている。同センターは、エンボディドAI分野の先端技術を見据え、産業の実際の応用シーンを起点に、デジタル技術と瀋陽の製造業基盤、市場面の強みを組み合わせる。ロボット企業や研究機関、スマートシティ建設を支援し、瀋陽市のエンボディドAI産業チェーンに関わる上流・下流企業の連携を促す。

 同センターは「1プラットフォーム、2実験室、3センター」の構想に基づいて整備される。エンボディドAI基礎実験室と共同イノベーション実験室を設け、エンボディドAIロボットデータ収集センター(訓練場)、人材育成認証センター、エンボディドAI産業インキュベーションセンターを併設する。今後は応用シーンの需要に合わせ、瀋陽市内の大学と連携して高度人材の育成と実践訓練を進めるほか、瀋陽産業投資集団の産業投資面での強みを生かし、スタートアップ企業の成長やリーディングカンパニーの高度化を支援する方針だ。

 会場では、北東アジアエンボディドAIイノベーションセンターの展示ホールが初めて一般公開された。展示ホールは、産業応用、商業サービス、特殊作業、ロボット本体のエコシステムなど複数の中核分野を扱い、人型ロボット、協働ロボットアーム、四足歩行ロボット犬、VRインタラクションデバイスなど30種類以上の展示品が披露された。

 
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