中国青海省科学技術庁によると、国際小惑星センター(MPC)がこのほど発表した「小惑星回報」(M.P.C. 191770)で、小惑星番号887099が青海省の冷湖天文観測研究拠点にある「墨子」サーベイ望遠鏡(WFST)によって発見されたことが正式に確認された。これにより、WFSTは同小惑星の命名権を取得した。冷湖天文観測研究拠点に設置された望遠鏡が小惑星の命名権を取得したのは初めて。人民網が伝えた。
「小惑星回報」には、「(887099)2025 NO2 2025 07 07 O18 WFST, Lenghu」と記載されている。今回の確認は、冷湖天文観測研究拠点が時間領域天文学の観測拠点として成果を上げていることを示すものとなった。
「墨子」サーベイ望遠鏡は主に北半球の光学時間領域サーベイ観測に用いられ、明るさなどが変化する天体現象を効率的に探査・監視できる。観測と並行して、小惑星の探索も行うことができる。
同望遠鏡は2023年秋に運用を開始して以降、国際小惑星センターに約600万件の観測データを提出してきた。これらのデータには、30万個以上の小惑星の観測記録が含まれる。科学観測データの取得と並行して、これまでに6000個を超える小惑星を発見している。