中国で生成AIの利用が広がっている。中国国家データ局が8日に発表した「デジタル中国発展報告(2025年)」によると、人工知能(AI)を質問への回答に利用するユーザーは4億5700万人、画像や動画の生成に利用するユーザーは2億8800万人に上った。新華社が伝えた。
同報告によると、2025年末時点で、中国のインターネットユーザー数は11億2500万人、インターネット普及率は80.1%となった。AIの利用方法を見ると、生活アシスタントとして利用するユーザーは1億8400万人だった。生成AIは中国のさまざまな層の日常生活に広がっており、中心となっているのは40歳以下と高学歴のユーザーだ。生成AIユーザー全体のうち、40歳以下が占める割合は74.6%に達した。
また、同報告によると、2025年末時点で、中国国内で稼働中の計算能力施設のラック数は1373万標準ラックを超え、高性能アクセラレーター1万枚を搭載したAI計算クラスターが42カ所建設された。AI計算能力の規模は159万PFLOPS(ペタフロップス、1PFLOPS=1秒間に1千兆回の浮動小数点演算の処理能力)に達した。
同報告は、基盤整備、デジタル化による効果、発展環境の3つの側面から、2025年のデジタル中国建設の進展をまとめ、2026年のデジタル中国発展の情勢と見通しにも言及している。