中国大唐集団有限公司によると、雲南省の高原・山地風力発電プロジェクト「中国大唐巨竜梁風力発電所拡張プロジェクト」で19日、第1期の11.1メガワット(MW)級風力発電機が系統接続し、発電を開始した。人民網が伝えた。
同プロジェクトは雲南省昆明市にあり、設置地域の平均標高は3239メートル。今回運転を開始した11.1MW級風力発電機は、高原や山地の環境に合わせて研究開発された。タワーの高さは125メートル、ローター直径は221メートルで、受風面積は標準的なサッカーコート5.5面分に相当する。空気密度が低く、強風や乱気流が生じる高標高地域の運転環境を踏まえ、制御アルゴリズム、ナセルの温度制御システム、ブレードの空力構造を最適化し、失速や渦励振などの運転リスクを抑える設計とした。
同プロジェクトの設備容量は計158.22MWで、全長約40.271キロの220キロボルト(kV)送電線も整備する。全面完成後の年間送電量は4億6200万キロワット時(kWh)に達する見込みで、年間の標準石炭消費量を14万トン、二酸化炭素排出量を38万トン削減する効果が見込まれている。これは3人家族18万世帯の年間電力消費量に相当する。

(画像提供:人民網)