2026年07月01日-07月03日
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中国の大学、学部定員を10万人以上拡大 AI関連の新設専攻相次ぐ

2026年07月01日

 中国各地で23日から、2026年の大学統一入学試験「高考」の成績発表が順次始まった。成績照会の開始時期は主に6月23~26日に集中しており、受験生は各地の教育考試院の公式サイトや微信(WeChat)公式アカウントなど、指定された窓口を通じて成績を確認できる。中央テレビニュースが伝えた。

 第15次五カ年計画期間(2026~30年)には、「双一流」(世界一流大学・一流学科)大学の学部生募集定員が10万人以上増える見通しだ。西湖大学、大湾区大学、深圳理工大学などの新型研究型大学も、学部生募集の対象地域や募集定員を拡大している。

 新設専攻で注目されているのが、AI関連分野だ。北京航空航天大学、西安交通大学、北京郵電大学、ハルビン工業大学など9大学が、エンボディドAI専攻の開設認可を取得した。同済大学は、未来ロボットとインターネット工学の2つの学部専攻を新設した。ロボット工学、コンピューター科学、ビッグデータ、AIなどの分野で定員を増やす大学も多い。

 基幹・中核技術分野に関わる工学系専攻でも、定員拡大が続いている。集積回路、半導体、新材料、通信・レーダー、サイバーセキュリティ、低空技術、エネルギー貯蔵・電気などの分野が重点対象となっている。

 各大学は近年、教育モデルの見直しも進めている。学生の学習・生活支援や実践教育を組み合わせた「書院」制度、特定分野の人材育成を目的とする特色実験クラス、学際的な人材育成を担う未来技術学院などを通じて、イノベーション人材の育成に取り組んでいる。

 西安交通大学は「リーダークラス」を新設した。スマートエネルギー、新エネルギー、スマート製造、宇宙・航空、物理、化学の6分野を対象とし、各分野のリーダー人材が担任または学業指導教員を務める。入学当初から国家級重点研究プロジェクトの課題解決に関わらせることで、学際的かつ複合的な能力を備えた人材の育成を目指す。

 中国鉱業大学(北京)は、学部生を対象とするイノベーション訓練を全面的に実施している。5単位のイノベーション単位制度を導入し、イノベーション・起業実践を卒業要件の必須評価項目に組み込んだ。さらに、業界をリードする企業と連携し、大学生向けイノベーション実践プラットフォーム「科技鉱場」182カ所を共同で整備し、エネルギー分野のイノベーション人材育成に取り組んでいる。

 
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