中国国家発展改革委員会イノベーション・ハイテク発展司の王若蒙副司長は7日、2026年世界人工知能(AI)大会・人工知能グローバルガバナンスハイレベル会議の記者会見で、中国のAI産業の現状と今後の計画について説明した。中国ではAI関連産業の市場規模が拡大し、各分野への導入も進んでいる。中央テレビニュースアプリが伝えた。
王氏は、「2025年の中国のAI関連産業の市場規模は1兆元(1元=約24円)を超え、2026年は30%以上の成長が見込まれている。国家発展改革委員会は30カ所以上の国家AI応用試験拠点を整備し、中央企業や国有企業による1000件以上の応用シーンの開放を進めている。重点業種におけるAIの普及率は80%を超えた」と述べた。
また、「2025年には、AIスマートフォンやAIパソコンなどのスマート端末の年間出荷台数が1億台を超えた。2026年も大幅な増加が見込まれ、AIスマートフォンとAIパソコンの販売台数は、初めて非AI製品を上回ると予想されている。中国で開発されたAIネイティブのオフィスエージェントも、月間アクセス数が2000万回を超え、1日当たりのトークン呼び出し量は数百兆回に達している」と説明した。
国家発展改革委員会は、7月17日から上海市で開かれる大会で、「中国の知恵・世界への恩恵」事例集と「AI協力発展行動計画」を発表する。事例集には、アジア、アフリカ、中南米など20カ国以上における農業、工業、エネルギー、科学研究などの事例を収録する。行動計画は、スマート計算能力の普及、オープンソース・エコシステムの共有、AIによる産業高度化、安全ガバナンス協力など8分野で構成され、各国との技術革新、産業応用、安全ガバナンスなどに関する交流や協力を進める。