2026年07月13日-07月17日
トップ  > 中国 科学技術ニュース >  2026年07月13日-07月17日 >  中国国家最高科学技術賞、陳立泉氏と賁徳氏に 電池・レーダー研究を評価

中国国家最高科学技術賞、陳立泉氏と賁徳氏に 電池・レーダー研究を評価

2026年07月14日

 2025年度中国国家最高科学技術賞の受賞者が8日、北京の人民大会堂で発表された。中国工程院院士(アカデミー会員)の陳立泉氏と賁徳氏が、同賞を受賞した。中国新聞網が伝えた。

 陳立泉氏は1940年、四川省南充市生まれ。中国科学院物理研究所の研究員で、2001年に中国工程院院士に選出された。

 陳氏は、中国のリチウム電池分野で研究開発と産業化に取り組んできた。同氏は中国で固体イオニクス研究を進め、中国初の固体リチウム電池を開発したほか、液体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを構築した。また、「原位置固体化」電池技術を提唱して実現し、ナトリウムイオン電池の基礎研究と実用化を進めた。

 賁徳氏は1938年、吉林省長春市生まれ。中国電子科技集団有限公司の研究員で、2001年に中国工程院院士に選出された。

 賁氏はレーダーの専門家で、中国における航空機搭載パルス・ドップラー・レーダー技術の基礎を築き、フェーズドアレイ・レーダー技術や宇宙配備監視レーダー技術の開発を進めた。同氏は中国初の航空機搭載パルス・ドップラー火器管制レーダーと、中国初の大型長距離フェーズドアレイ早期警戒レーダーの開発に成功した。また、現代レーダーの基盤となるパルス・ドップラー技術とフェーズドアレイ技術で重要な成果を上げ、中国の陸・海・空・宇宙を一体化した早期警戒・探知システムの発展を牽引した。

中国国家最高科学技術賞を受賞した陳立泉氏(左)と賁徳氏。(画像提供:人民網)

 
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます
 

中国科学技術ニューストップへ
上へ戻る