中国チベット自治区山南市にある中車山南クリーンエネルギー設備産業パークでは、標高3600メートルを超える場所でクリーンエネルギー関連設備を生産している。工場では、制御回路の配線や図面の確認、設備の調整などが行われている。人民網が伝えた。
産業パークでは、地元採用者を湖南省株洲市に派遣し、図面の読み方や設備の調整方法について1年間の研修を行っている。研修後はチベット自治区に戻り、工場で設備の生産や調整などの技術業務に携わる。
同産業パークは、太陽光発電、風力発電、エネルギー貯蔵、水力発電所などで使われるスマートプレハブ変電所や高圧配電盤を生産している。チベット自治区初のクリーンエネルギー設備産業パークとして、中車株洲研究所が投資・建設し、関連設備や事業を段階的に拡充する計画だ。稼働した第1期の敷地面積は3ヘクタールで、チベット自治区で生産された初のスマートプレハブ変電所と高圧配電盤が完成した。製造工程では、中国の他地域にある生産ラインと同等の品質基準を採用しているという。一部の製品は、標高5200メートルのプロジェクト現場で設置・試験運用されている。
今後、第2期、第3期としてエネルギー貯蔵設備や新エネルギー設備の生産を計画している。計画通りに稼働した場合、年間生産額は30億元(1元=約24円)を超える見込みで、山南市でこれまで空白となっていたクリーンエネルギー設備製造を担う見込みだ。