2026年07月13日-07月17日
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中国3社がWIPOグローバル賞 肺再生・AI診断・電池再資源化で受賞

2026年07月17日

 世界知的所有権機関(WIPO)は10日、スイス・ジュネーブで2026年WIPOグローバル・アワードの受賞企業を発表した。126カ国から寄せられた1300件を超える応募の中から、中小企業とスタートアップの計11社が選ばれ、中国企業3社が受賞した。新華社が伝えた。

 WIPOグローバル・アワードは、知的財産を活用して事業を成長させ、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する企業を表彰・支援する制度である。2026年は、農業・食品、クリエイティブ産業、環境、ヘルスケア、情報通信技術(ICT)の5部門で、それぞれスタートアップ1社と中小企業1社を選出したほか、新たにスポーツ特別賞を設けた。

 受賞した中国企業のうち、吉美瑞生(Regend Therapeutics)が独自開発した肺組織の再生治療法は、第Ⅲ相臨床試験の段階に入り、数百人の重症呼吸器疾患患者に用いられている。脈流科技(ArteryFlow)は、心臓・脳血管疾患を対象とする血行動態のAI診断・治療技術を開発しており、同社のAIアルゴリズム製品は、冠血流予備量比(FFR)を非侵襲で3分以内に算出できる。博萃循環(Botree)は、ニッケル、コバルト、リチウムなどの重要金属を効率的かつ低コストで回収し、使用済み電池から回収した材料を次世代電池の原料として再利用している。

 このほか、アルゼンチン、ブラジル、チリ、日本、韓国、スイス、米国の企業が受賞し、森林火災の検知や動的コードなどの製品・ソリューションが選ばれた。WIPOのマルセロ・ペラルタ氏は、受賞企業について「知的財産を戦略的に活用することで、企業がより優れた事業成果を上げられることを示している」と述べた。また、各社の技術が世界に普及し、人々の健康や持続可能な開発に貢献することへの期待を示した。

 
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