中国工業・情報化部はこのほど、「国家級ゼロカーボン工場建設の実施に関する通知」を発表し、国家級ゼロカーボン工場(ゼロカーボン計算能力施設を含む)の建設事業を開始した。人民日報が伝えた。
ゼロカーボン工場は、技術革新や構造調整、管理の最適化などによる排出削減策を通じて、事業活動の範囲内における二酸化炭素排出量を継続的に削減し、段階的にニアゼロの水準を目指す取り組みを指す。
通知によると、建設に向けた基盤を備え、建設目標や実施計画が明確で、定められた期限内での目標達成を約束した製造業企業や計算能力施設を対象に選定を行う。選定された企業・施設は国家級ゼロカーボン工場建設リストに登録される。
建設評価の指標体系は、「中核指標」と「誘導指標」の2つで構成される。中核指標は、ゼロカーボン工場の整備において基礎的かつ重要な評価項目となる。一方、誘導指標として4分類・8項目を設定し、省エネルギー・脱炭素化改修、省エネ設備の導入、デジタル技術を活用したエネルギー・炭素管理などの分野で企業の取り組みを促すとしている。
工業・情報化部は今後、対象企業や施設に対して不定期に抜き打ち検査を実施する。整備状況が基準を満たした企業・施設から順次審査を行い、審査を通過した企業・施設は国家級ゼロカーボン工場として正式に認定される。