高等教育の世界的評価機関であるクアクアレリ・シモンズ（QS:Quacquarelli Symonds）が6月に発表した世界大学ランキング2022で、インドのラメーシュ・ポクリヤル（Ramesh Pokhriyal）教育相は、インド工科大学 （IIT） ボンベイ校が177位、同デリー校が185位、インド理科大学院 （IISc）が186位と、インドの3つの大学が世界の上位200位以内に入ったことを祝福した。

また、研究分野ではインド理科大学院が世界第1位にランクされた。

同相は、「インドは教育と研究の分野で飛躍し、浮上している。インドの教育部門に属する全ての学生、教職員、その他全ての関係者ついて常に考えているモディ首相という『教祖』がいることを誇りに思っている」と指摘。

そのうえで、National Education Policy 2020やInstitute of Eminenceなどのインド政府のイニシアチブに触れ、「インドの大学の世界ランクの向上に役に立っている。このことは、QS＆Times Groupによって今回発表された大学ランキングを見れば分かる」と表明した。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部