2021年10月
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UNIDO・GEFと連携してバイオ燃料分野を推進 インド

インド政府は、国際機関とバイオ燃料の協力を推進することが明らかになった。8月10日の世界バイオ燃料デーのウェビナーでインド政府が発表した。

インドの再生エネルギー省(Ministry of New and Renewable Energy:MNRE)は 国連工業開発機関(The United Nations Industrial Development Organization:UNIDO)および地球環境ファシリティ(Global Environment Facility:GEF)と協力して、有機廃棄物のエネルギー化のプロジェクトとそのビジネスモデルを実証するための補助金支援を始めることになった。

ウェビナーで発表されたGEF-MNRE-UNIDO連携プロジェクト

UNIDOとMNREは、GEFの資金による融資利息抑制スキームを活用する。産業有機廃棄物からエネルギーへのバイオメタン化のプロジェクトは一般に資本集約的であるため、廃棄物の利用コストと収益、特にバイオガスの収量とその利用シナリオに経済的な課題がある。今回発表したプロジェクトではエネルギー生産量を改善し、エネルギー生産のコストを最小限に抑えることを目指している。プロジェクトの初期段階ではコスト増加につながる可能性があるが、プロジェクト期間にわたって収益を増やしていき、運用コストを削減する。

ウェビナーでは、このGEF-MNRE-UNIDOの連携プロジェクトで開発された有機廃棄物の在庫の地図情報のツールが発表された。これは産業廃棄物の地区レベルの推定値を示し、インド全体での廃棄物からのエネルギー生産の可能性を提供する。このツールにより中小企業とプロジェクト開発者が廃棄物からエネルギーを生産するプロジェクトを立ち上げることを可能とし、エネルギーセクターにおける廃棄物によるバイオメタン化エネルギーの急速な成長を促進する可能性がある。

また、ウェビナーではインドでのバイオメタン化プロジェクトのサクセスストーリーが紹介され、続いて「バイオメタン化の技術とビジネスモデルの革新-インドの廃棄物によるエネルギーセクター成長の促進」として、関連する技術、ビジネスに関する経験の共有、中小企業の貢献を促進するモデル、関連の政策や規制の枠組み、プロジェクトの資金調達等について議論された。

また、UNIDOインド地域事務所のレネ・バン・バーケル(René Van Berkel)代表や、MNREのデニシュ・ダヤナンド・ジャグダル(Dinesh Dayanand Jagdale)局長があいさつし、UNIDOのNikhil Khot(ニキル・コット)技術専門家が、革新的なバイオメタン化技術とビジネスモデルのデモンストレーションと融資金利補助金についてプレゼンテーションを行った。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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