インド政府首席科学顧問(Principal Scientific Adviser to the Government of India: PSA)にアジェイ・クマール・スード(Ajay Kumar Sood)教授が任命されたことがPSAオフィスのウエブサイトで明らかになった。2022年4月20日付け。
同教授は、前任のヴィジェイ・ラグハヴァン(Vijay Raghavan)教授を引き継ぎ4代目の首席科学顧問として4月25日に就任した。彼はインド理科大学院(Indian Institute of Science: IISc)の教授で、首相科学技術諮問委員会(PM-STIAC)委員長も務める。これまで、首相科学・技術・イノベーション諮問会議(PMSTIAC)やインド首相科学諮問会議(SAC)のメンバーを歴任した。
インド政府は1999年11月にPSAオフィスを設立。同オフィスの役割は、社会経済的に重要な科学技術政策、戦略、使命を発展推進させることであり、他の政府省庁、機関、産業界と連携し、インフラ、経済、社会公共部門に関わる様々な、課題、問題に対する科学技術ソリューションの構築について首相と内閣に助言を行う機能を持つものである。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部