デジタル技術による「暮らしやすさ」をテーマに最新の技術を集めたDigital India Week2022が、会期を7月10日まで延長して開催された。インドの人工知能(AI)関連のポータルサイトINDIAaiが7月6日に伝えた。
インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相が開会を宣言して同イベントが開催された。目玉の1つは、「Digital Mela」と呼ばれる大規模な展示会で、200以上の展示があり、それぞれ「暮らしやすさ」を促進するインドのデジタルソリューションを披露した。
マハトマ・マンディール・コンベンションセンターで開催されたDigital Melaのパビリオンでは、
―などの最新技術が紹介された。このほか、医療電子機器から、積層造形/3Dプリント、半導体、ナノテクノロジー、高性能プロセッサーまで、最新のイノベーションや技術が展示され、来場者の好奇心をかき立てた。
AIが人々の生活を転換する先端技術として注目を集めているため、展示の多くがAI関連のものであった。今回、会期が延長されたことで、より多くの地域の学生、起業家、市民が参加でき、このイベントからさらなる恩恵を受けることができた。
モディ首相は「インドが時代の変化に合わせて新しい技術を取り入れないと、第3次産業革命時に経験したようにデジタルソリューションの後進国として取り残されてしまいます」とデジタルソリューションの重要性を強調した。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部