2022年12月
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苦情解決機能を強化したAIチャットボット導入 インド固有識別番号庁

インド電子情報技術省傘下の固有識別番号庁(UIDAI)は、新たにチャットボットAadhaar Mitraを発表した。これは、人工知能(AI)と機械学習(ML)ベースで稼働し、同国の個人識別番号制度Aadhaarの登録・更新状況の確認、Aadhaarカードの追跡、登録センターの場所の情報取得などの機能が搭載されたものだ。インドのAI関連のポータルサイトINDIAaiが11月8日に伝えた。

Aadhaar Mitraは、電話、電子メール、チャットボット、ウェブポータル、ソーシャルメディア、郵便物、訪問などの複数のチャネルをサポートし、苦情の申し立て、追跡、解決を効率的に行うことができる。

電子情報技術省はUIDAIについて、「顧客管理システム(CRM)の苦情の92%近くを1週間以内に解決することができます」としている。UIDAIは行政改革・公的苦情処理局(DARPG)が発表した2022年10月の公的苦情解決に関するランキングレポートで、グループAの全ての省庁・部局・自治体の中でトップに立っている。UIDAIがこのランキングでトップに立つのは3カ月連続となる。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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