国家ディープテック・スタートアップ政策(NDTSP)作成のためのコンソーシアムが、政策の草案を発表し、2023年9月15日まで一般からの意見を求めている。インドのAI関連のポータルサイトINDIAaiが8月3日付で伝えた。
NDTSPは、ディープテック・スタートアップが繁栄し、そのユニークで複雑な課題に対処できるようなエコシステムを育成するための政策で、既存の政策、プログラム、イニシアチブを補完し、付加価値を高めるものである。2022年の7月に開催された第21回首相科学・技術・イノベーション諮問会議(PM-STIAC)の会合で、コンソーシアムと作業部会の創設が勧告され、インド政府主席科学顧問のアジェイ・クマール・スード(Ajay Kumar Sood)教授が議長を務める本コンソーシアムが設立された。コンソーシアムメンバーには、商工省産業国内取引促進局(DPIIT)、インド電子情報技術局(MeitY)、バイオテクノロジー庁(DBT)などのハイレベルな組織代表が含まれている。
協議と草案作成のために、各都市の学術機関のイノベーションセンターやインキュベーションセンターを中心としたディープテック・スタートアップとの協議ワークショップ、マルチステークホルダーとの会議や討論会、各分野のオピニオン・リーダーのインタビューが行われた。政策案には、ディープテック・スタートアップ・エコシステム内外の200人以上の関係者の意見が反映されている。
NDTSP草案の各テーマは以下の通り。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部