人事、給与、労働力管理ソリューションのプロバイダーである国際企業のUKG社が、インドでは72％の従業員が人工知能(AI)を活用したツール(ChatGPT、OpenAI、Google Bradなど)を、仕事や日常生活で使用しているという調査結果を発表した。インドのAI関連のポータルサイトINDIAaiが11月16日付で伝えた。

AIは仕事の未来を変えることで、職場に大きな影響を与える可能性がある。今回、UKG社はインドを含む9カ国の4,000人以上の従業員を対象に、進化するAIの役割に関する従業員の見解を分析した。

インドの従業員のほぼ96％は、職場におけるAIの影響と進化に肯定的な感情を抱いており、AIはポジティブなイネーブラーであると考えている。調査によると、インドの従業員の73％は、自分の会社が職場でAIを使用していると答えたが、完全に使用している従業員は47％であり、どのように使用されているかをある程度理解している従業員は44％に過ぎない。

UKGインドのカントリー・マネージャーであるスミート・ドシ(Sumeet Doshi)氏は、「職場でのAIに対する意欲は明らかです。インドの従業員は、88％がAIをもっと受け入れたいと考えており、AI使用に関して組織がもっと透明化することを期待しています。AIの効果的な活用により、採用から日常業務まで、組織をポジティブに改善することができます」と語った。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部