光学およびデジタルソリューション企業であるSTL社は、マハラシュトラ州の農村部の学生に高度な技術スキルを身に付けさせるため、RoboEdge人工知能(AI)ロボティクス教育プログラムを開始した。インドのAI関連のポータルサイトINDIAaiが2月28日付で伝えた。
NPOロボテックス・インディアとデジタルギャップを埋めることを目的とするNPOとのパートナーシップのもと行われるこのプログラムは、5000人の学生にデジタルリテラシーやコーディングから、AIやロボット工学などの高度な分野へと、最先端技術における一流の教育を提供することを目的としている。
セレモニーでロボテックス・インディアのパヤル・ラジパル(Payal Rajpal)取締役は、「このプログラムの最も優れた点は、課外活動ではなく学習カリキュラムの一部であることです。このプログラムは、国家教育政策(NEP)2020に従って設計されており、生徒がデジタルリテラシー、サイバーセキュリティ、コーディング、AIとIoT、ロボット工学、データサイエンス、デザイン思考などのスキルを身に付けられるようになっています」と述べた。
このプログラムは、十分な教育を受けていない生徒でもテクノロジーの最前線に立ち続け、プロとして成功するための道へと導く基礎的な枠組みを築くことで、学校のカリキュラムの中核にテクノロジーを統合することを意図している。
STL社のグループ最高人事責任者であるアンジャリ・バイス(Anjali Byce)氏は、「私たちはテクノロジーの力を信じており、問題解決と既成概念にとらわれない思考で次世代に力を与えたいと考えています。当社のSTEM、AI、ロボティクス・プログラムは、政府の学校におけるこの変化を推進するものです。私たちは、ダイナミックで成功するキャリアのために、彼らに競争力を与えたいと願っています」と話した。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部