インド通信省は7月10日、ジョティラディトヤ・M・シンディア(Jyotiraditya M. Scindia)通信相がインドにおける第6世代(6G)移動通信システムのエコシステムを構築するためのプラットフォームであるバーラト6Gアライアンス(B6GA)の取り組み状況をレビューしたと発表した。

(出典:PIB)
B6GAは、このレビューにおいて、2030年までにインドが6G分野のグローバルリーダーになるための進捗状況について報告を行った。このレビューでは、ワーキンググループの議長による包括的なプレゼンテーションが行われ、実行可能な計画と主要な技術的進歩の概要が示された。また前回レビュー以降、政府や業界が押し進めた主要な実績について報告が行われた。
ワーキンググループの議長をはじめとしたメンバーは、戦略的な最新状況や取り組み、行動計画に関する包括的な情報を共有した。また、プレゼンテーションでは、国産のRAN技術、地方を接続するためのインテリジェントで包括的なネットワーク、農業やヘルスケア、スマートで持続可能な展開などの分野での横断的な6Gアプリケーションの重要な進展が強調された。
B6GAは現在、30社以上のスタートアップを含む80の会員組織からなる強固なネットワークを構築している。これは、インドの6Gイノベーションに対する全国的な高まりを反映している。このレビューはB6GAにとって、通信業界のリーダーや利害関係者と交流するための貴重な機会であった。
同相はレビュー発言の中で、次世代の通信技術の育成に対する政府の確固たる取り組みを強調した。政府は、堅固な政策枠組み、研究資金の増額、試験やイノベーションを促進するための適切な周波数帯の割り当てを通じて、6Gの移行を可能にするための全面的な支援を約束した。
また同相は、B6GAが6Gのイノベーションを推進するための戦略的かつ明確なロードマップを作成するべきであると述べた。そして、6Gにおけるグローバルな知的財産権の10%獲得するという野心的な目標を達成するために、ワーキンググループでの定期的なレビューの重要性を強調した。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部