2025年12月
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再生可能エネルギー発電比率50%超を達成 インド

インドの電力省は10月29日、同国の総発電設備容量が9月末時点で500.89GWに達し、再生可能エネルギーを中心とする非化石燃料由来の電力が全体の51%を超え、政府が掲げた2030年目標を5年前倒しで達成したことを発表した。

(出典:PIB)

発表によると、非化石燃料電源(再生可能エネルギー、水力、原子力)の設備容量は256.09GWで、化石燃料による244.80GWを上回った。内訳は太陽光127.33GW、風力53.12GWなどで、2025~2026年度上半期(2025年4~9月)だけで非化石燃料の新設容量は28GW増加した。

また7月29日には、再生可能エネルギーによる発電量が史上最高を記録し、総需要203GWのうち51.5%を賄った。この日は太陽光44.50GW、風力29.89GW、水力30.29GWが供給され、1日として初めて電力需要の半分以上をグリーンエネルギーで満たした。

同省は、これにより国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で掲げたパンチャムリット目標の1つである、2030年までに非化石燃料電源比率50%という目標を予定より5年早く達成したと説明した。また、再生可能エネルギーの推進が新たな雇用を創出し、都市部と農村部の双方に利益をもたらしているという。

電力省と新・再生可能エネルギー省(MNRE)は、この成果に貢献したすべての発電会社、送電会社、系統運用者、および州機関に謝意を表した。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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