2026年02月
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電気通信ICT分野での協力に関する共同意向声明締結 インドとドイツ

インド通信省は1月16日、インドとドイツが電気通信および情報通信技術(ICT)分野での協力強化を目的とした共同意向声明(JDI)に署名したと発表した。

JDIへの署名は、1月12~13日のドイツのフリードリヒ・メルツ(Friedrich Merz)首相の公式訪印(1月12~13日)に合わせて行われた。JDIは、インドの電気通信局(DoT)とドイツの連邦デジタル・国家近代化省(BMDS)の間で締結され、インド側はアミット・アグラワル(Amit Agrawal)電気通信担当次官、ドイツ側はフィリップ・アッカーマン(Philipp Ackermann)駐インド大使が署名した。本宣言は、両国首脳間の協議における主要な成果の1つと位置付けられている。

今回の宣言は、近年強化されてきたインドとドイツの二国間関係と、継続的な高官級対話を基盤として、電気通信およびICT分野での協力を一段と深化させることを目的とする。JDIでは、定期的な協議と年次のハイレベル会合の枠組みを構築し、専門の作業部会を設置するほか、政府、産業界、学術機関、研究機関など多様なステークホルダーの参画を促す。これにより、成果志向で構造的な協力を進めるとしている。

双方は定期的な情報やベストプラクティスの交換、新興技術や将来技術における協力の促進、政策や規制の枠組み、製造、通信・ICT分野におけるビジネス環境改善などの分野での協力を強化することに合意した。

両国は今後、具体的な目標や共通の関心分野を明確にした作業計画を共同で策定し、それぞれの優先課題との整合性を図るとしている。さらに、関連する国際的なフォーラムにおいても緊密に連携し、電気通信およびデジタル分野に関する相互理解を促進する意向を表明した。今回のJDI署名は、インドとドイツが包摂的かつ持続可能なデジタル変革を目指す上で、電気通信・ICT分野の協力を前進させる重要な一歩となる。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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