インド電子・情報技術省(MeitY)は4月17日、同省傘下のIndiaAIミッションが、フランスのStation FおよびHEC Parisと連携して実施する「IndiaAIスタートアップ・グローバル・アクセラレーションプログラム」の第2期として、インドの人工知能(AI)スタートアップ10社を選定したと発表した。
同プログラムはスタートアップ資金支援の一環として展開される国際的取り組みで、選定企業に対し、海外展開に必要な資源、専門知識、戦略的ネットワークを提供する。今回はヘルステック、気候テック、教育とITを融合させた「エドテック」、衛星インテリジェンス、認知AIなど多様な分野の企業が対象となる。
選定された10社は以下の通り。
- AI Health Highway India Private Limited: 心肺系疾患のスクリーニング、検出、予測を行うAI搭載スマート聴診器
- Awiros: 自律的かつ状況認識型の知能と自動化を実現するビジョンAIプラットフォーム
- Cognecto: AIインフラ・インテリジェンスプラットフォーム
- Flaunt: 美容・ファッション動向および短尺動画マーケティング向けマルチモーダルAIエージェント
- GreenFi.ai: 環境・社会・ガバナンス(ESG)順守に対応したAIリスク管理ソフトウエア
- Infiheal Healthtech Private Limited: 人間が関与する多言語AIメンタルヘルス支援ツール「Healo」
- InLustro Learning Private Limited: 人とAIエージェントの実行準備度を検証するAI駆動型ジョブシミュレーション基盤
- PredCo: 人材、プロセス、製品にわたる製造業向けAI順守基盤
- SkyServe: 地球および宇宙の監視に向けたAIインフラ
- Daten & Wissen Private Limited: 既存のカメラをエッジ上で稼働する企業向け知能システムへ転換するVisionAIエージェントおよびVisionLLM
10社は多段階の厳格な選考を経て選出され、3週間のオンライン準備モジュールの後、フランス・パリで3カ月の滞在型プログラムに参加する。IndiaAIミッションは、HEC Parisが設計した同プログラムを通じ、AI分野での主導的地位の確立を目指すとしている。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部