2026年06月
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国家技術デーに科学技術14省庁・部局が連携強化 インド

インド科学技術省(MoST)は5月11日、国家技術デーに合わせてデリーのBRIC-NIIで「Vigyan TECH 2026」が開かれ、科学、技術、研究に関わる14の省庁・部局が初めて共通の場に集まったと発表した。

(出典:PIB)

ジテンドラ・シン(Jitendra Singh)科学技術相は開会式で、独立後インドの技術変革の大きな部分は、政策改革、科学技術への強い政治的支援、研究の自由度拡大、民間部門の参加拡大により、この10年に起きたと述べた。インドは2014年に350~400社程度だったスタートアップが現在20万社超に増え、世界第3位のスタートアップ・エコシステムになったという。

同相は、インドのグローバルイノベーション指数の順位が過去10年で80位から38位に上昇し、特許出願件数は10万件超で世界6位、その55%超がインド居住者によるものだと説明した。同イベントでは「先進インドのためのインドのイノベーション・エコシステムの構築」をテーマに展示会が開かれ、参加省庁・部局の自律機関や研究所が開発した国産技術をまとめた技術要覧も発表された。

会合には、インド政府首席科学顧問のアジェイ・クマール・スード(Ajay Kumar Sood)教授、バイオテクノロジー庁長官でBRIC局長兼BIRAC会長のラジェッシュ・S・ゴカレ(Rajesh S. Gokhale)博士、地球科学省事務次官のM・ラビチャンドラン(M. Ravichandran)博士らが出席した。ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相の特別メッセージはゴカレ博士が代読し、複数の科学省庁・部局が一つの場に集まり、イノベーションと研究のエコシステム強化に取り組むことを評価した。

同相は、国家量子ミッション、インドAIミッション、アヌサンダン国家研究財団、WISE-KIRANスキーム、国家イニシアチブ(NIDHI)などに言及し、政府はイノベーション、起業家精神、包摂的な科学の成長機会を広げてきたと強調した。スード教授は、同イベントを「政府全体」で取り組むインド科学の画期的な試みと位置付け、保健、気候、防衛、農業などの国家的課題に対応するには、省庁・機関横断の技術融合が不可欠だと述べた。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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