2021年10月
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韓米首脳会談のフォローアップ施策確認 韓国MSIT

韓国科学技術情報通信部(MSIT)のヨン・ホンテク(Yong Hongtaek)第1次官が7月29日、5月に行われた韓米首脳会談を踏まえたフォローアップ施策の進捗を確認する会議を開催した。

会議では、韓国と米国が協力することで合意した宇宙、新興技術(バイオテクノロジー、6G、Open-RAN技術、量子技術等)、科学・技術・工学・数学(STEM)の各分野における進捗状況が紹介された。また、フォローアップ施策を実行に移すための計画も議論された。

宇宙科学分野では、韓国によるアルテミス合意への署名、「民生用全球測位衛星システムに関する韓米共同声明(Korea-U.S. Joint Statement on Civil Global Navigation Satellite Systems Cooperation)」への調印等の成果があった。今後はNASAと連携した宇宙探査活動や民間宇宙産業の育成に関する協力体制を拡大していくという。

新興技術分野に関しては、認知症研究や新薬開発等のバイオテクノロジーに関するMOU(了解覚書)締結、「6G研究開発実施計画(R&D Implementation Plan)」の策定等の成果が挙がっている。また今後の予定として、Open-RAN技術の研究開発や標準化に関する連携、量子技術の共同プロジェクト等が計画されている。

関連機関からの参加者は、韓米間の技術協力は、技術覇権競争に向けた韓国の競争力を強化するための重要な機会であるとして、引き続き政策面での支援を政府に求めた。

ヨン第1次官は「韓米の科学・技術に関する協力は技術を基盤とした同盟関係へと発展している」と指摘し、「民間部門から目に見える協力の成果が現れているので、制度レベルでの支援を要請したい」と語った。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部