韓国の科学技術情報通信部(MSIT)は1月10日、デジタルニューディール2.0(Digital New Deal 2.0)計画の一部として、メタバースに関する汎政府的戦略(pan-government strategy on metaverse)を発表した。韓国が破壊的イノベーションや新興技術に適切に対応し、将来に備えるための戦略となる。
この戦略は以下の4つを主題としている。
さらに政府は、デジタル化から取り残されがちな人々へのメタバース教育を通じて、デジタルデバイドの解消にも取り組むという。
MSITのイム・ヘスク(Lim Hyesook)長官は、「メタバースは未踏のデジタル大陸であり、誰もが自分の夢を実現できる可能性がある。韓国が世界を先導するメタバース国家になれるよう、MSITは多様な支援戦略を忠実に実行していく 」と述べた。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部