2022年04月
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移動体通信業界団体GSMAとメタバースに関するMoUを締結 韓国MSIT

韓国の科学技術情報通信部(MSIT)は3月2日、スペインのバルセロナで開催された通信技術の見本市「Mobile World Congress (MWC)」で、移動体通信事業者の業界団体「Global System for Mobile Communications Association (GSMA)」と、メタバースでの協力に関する了解覚書(MoU)を締結した。

このMoUの下、韓国は同国のメタバースエコシステムに関する情報を共有し、GSMAは韓国の施策を世界の移動体通信事業者・開発者に広めることで協業の機会を探る。

7,300億ウォンの宇宙開発計画を最終決定 発射体・衛星・宇宙探査の3分野全て実施へ

MSITはこれに先立つ2月26日、第40回宇宙開発委員会(Space Development Committee)を開催し、7,300億ウォン(約720億円)規模の宇宙開発計画を最終決定したと発表した。韓国は2022年、同国の歴史上初めて、発射体(projectile)、衛星、宇宙探査の3分野全てに関するプロジェクトの実施を予定している。

この「2022年宇宙開発行動計画(2022 Action Plan for Space Development)」には以下の戦略が含まれる。

  1. 1. 液体ロケットエンジンの開発を含む次世代発射体技術の確保
  2. 2. 多目的衛星「アリラン6号」および次世代中型衛星の打ち上げ
  3. 3. 月軌道船(lunar orbiter)の打ち上げ
  4. 4. 韓国独自の衛星測位システム(Korea Positioning System: KPS)の開発
  5. 5. 宇宙開発に関する国際協力の強化
  6. 6. 民間主導の宇宙開発エコシステムの育成

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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